会長あいさつ

夢を持ち頑張る子どもたちを最大限に応援していきたい 全国少年少女レスリング連盟 会長 梅原龍一

2021年11月に熊本で開催された全国少年少女レスリング連盟理事会におきまして、少年少女レスリングの創設期から連盟を育ててこられた今泉雄策前会長の後任として、会長に選任されました。これからも少年少女レスリングの普及発展に全力を注いでまいりますので、ご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

さて、少年少女レスリングは日本レスリングの礎であります。全国少年少女レスリング連盟から多くの選手が育ち、中学・高校・大学そして世界で活躍しています。先の東京オリンピックで、日本レスリング選手団は金メダル5個・銀メダル1個・銅メダル1個と目覚ましい活躍を見せてくれました。これらの選手たちはすべて少年少女レスリングから育った選手です。その後を追う若い世代の選手の活躍も注目されています。これからのパリオリンピック・ロサンゼルスオリンピック・世界選手権大会など各大会での日本選手の大活躍が楽しみです。選手の皆さんが大きな目標に向かい、努力を続けられることを願います。

レスリングは人間が持つ能力を引き出す最も良いスポーツとして古代ギリシャ時代から現代まで広く奨励され、哲学者プラトンや第16代アメリカ合衆国大統領のリンカーンも強いレスラーであったと伝えられています。

レスリングを通して、丈夫な身体、そして勇気をもって何事にも立ち向かう強い心を育て、多くの友達と出会いたくさんの経験をすることで立派な人間として成長することを期待します。アマチュアスポーツで最も重要なことは、その過程で何を得たかです。全員がチャンピオンにはなれませんが、全員が将来に役立つものを得ることは可能です。

全国少年少女レスリング連盟は、夢を持って頑張る子どもたちを最大限応援していきたいと考えております。全国の各ブロックの強化と充分な意思疎通ができるよう、ブロックからの理事をご推薦いただくなど、連盟の組織強化もあわせて行っていきますので、今後の連盟運営にご協力をお願いいたします。

2022年2月

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