シングレット規程
第1条 【目的】
本規程は、全国少年少女レスリング連盟(以下「本連盟」)の加盟登録団体(以下「クラブ」) のシングレットに関する事項について定める。
第2条 【着用義務】
クラブは、公式競技会の試合においては、登録したシングレットを着用しなければならない。
第3条 【シングレットの配色】
配色は、赤と青をベースとし、明確にコーナー色が識別できるものでなければならない。
※黒や紫などは避ける。
※クラブロゴ、キャラクターの一部に反対色の利用は可能とする。
第4条 【シングレットへの表示】
シングレットに表示できるものは、クラブ名称(クラブ名、キャラクター、もしくはその両 方)、及び製造メーカー名もしくは製造メーカーロゴマークとし、それ以外の表示はできない。 なお、個人名、都道府県名の表示は、別途定める。
- クラブ名称の表示
- 登録クラブ名を背面に表示する(前面は任意とする)。 表示言語は自由(かな・カナ・英字・漢字)であるが、明確に読み取れるものとする。
- 登録クラブ名の表示に反対色の配色はできない。
- 登録クラブ名は、正式名称或いは7文字以内の略称とする。
- サイズ:300平方センチメートル以下とする。
- ロゴ・キャラクターデザイン
- 社会通念上、教育的に好ましくないものは使用できない。
(※お金、政治、暴力的、威圧的なもの等)
- サイズ:225平方センチメートル以下とする。
- 社会通念上、教育的に好ましくないものは使用できない。
- 製造メーカーロゴの表示
- 製造メーカーロゴの表示は任意とする。製造メーカーロゴを付する場合の場所及びサイズは、 次のとおりとする。
- 表示できるもの:製造メーカー名又は製造メーカーロゴマーク(以下「ロゴマーク」)
- 場所:ウエストより上(トップス)と、ウエストより下(ボトムス)のそれぞれ1カ所に、 メーカーロゴをつけていても良い。但し、その他全ての規程を遵守している事が条件となる
- サイズ:1カ所につき30平方センチメートル以下とする。
- ※メーカーの商標が不規則な形をしている場合は、商標を囲むように長方形又は正方形を描いた上で、 その縦と横の長さを掛け合わせた面積を算出する。
- 製造メーカーロゴの表示は任意とする。製造メーカーロゴを付する場合の場所及びサイズは、 次のとおりとする。
- その他
- 個人名、都道府県名の表示は任意とし、前面のみとする。
第5条 【広告の掲示】
広告(スポンサー)掲示は禁止とする。
第6条 【表示の禁止】
シングレットには、政治的、宗教的又は個人的なスローガン、メッセージ又は、イメージを表示してはならない。レスリング競技の健全な普及・発展を妨げることは厳に慎まなければならない。
第7条 【その他】
本規程に記載がない事項については、本連盟の判断に従うものとする。
第8条 【改正】
本規程の改正は、理事会の決議の基づきこれを行う。
第9条 【施行】
本規程は、2019年4月1日から施行する。
【補則】女子選手のシングレットとアンダーについて
レスリング競技のスポーツ用のアンダーとして適切でないアンダーやインナー(下着)を着用している選手が見受けられます。特に金具やプラスチックがついたインナーは、レスリング競技に適切ではありません。
シングレットの下は必ずスポーツ用のアンダーを着用しましょう。
なお、女子選手が男子用のシングレットを着用することは認められません。
【スポーツ用のアンダーを選びかた】
以下のようなアンダーを着用すること。
- 市販のスポーツ用アンダーウェア
- 身体にフィットしていて指などが入り込む危険性がないもの。
- 単色で柄がないもの。
以下のようなアンダーは避けること。
- 身体にフィットしていない(縫うなどして隙間をなくすように調整してください)。
- プラスチックや金具がついてる。
- ひも状の部分がシングレットから露出し、指などが入り込む可能性のあるもの。
- 綿製のもの。
- 柄が目立つもの
- 赤・青判断に影響を及ぼすような配色のもの(白または黒などの単色のものを推奨)