統一ルール

1. 対象

男女未就学児童および小学生(女子の部・3~6年生)

2.階級

小学生の部
1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生
18㎏ 20㎏ 22㎏ 24㎏ 26㎏ 28㎏
20㎏ 22㎏ 24㎏ 26㎏ 28㎏ 30㎏
22㎏ 24㎏ 26㎏ 28㎏ 30㎏ 33㎏
24㎏ 26㎏ 28㎏ 30㎏ 33㎏ 36㎏
26㎏ 28㎏ 30㎏ 33㎏ 36㎏ 39㎏
28㎏ 30㎏ 33㎏ 36㎏ 39㎏ 42㎏
30㎏ 33㎏ 36㎏ 39㎏ 42㎏ 46㎏
+30㎏ +33㎏ 39㎏ 42㎏ 46㎏ 50㎏
    42㎏ 46㎏ 50㎏ 55㎏
    46㎏ 50㎏ 55㎏ 60㎏
    +46㎏ +50㎏ 60㎏ 65㎏
        65㎏ 70㎏
        +65kg +70㎏
8階級 8階級 11階級 11階級 13階級 13階級
女子の部
3年生 4年生 5年生 6年生
22㎏ 24㎏ 26㎏ 28㎏
24㎏ 26㎏ 28㎏ 30㎏
26㎏ 28㎏ 30㎏ 33㎏
28㎏ 30㎏ 33㎏ 36㎏
30㎏ 33㎏ 36㎏ 40㎏
33㎏ 36㎏ 40㎏ 44㎏
36kg 40㎏ 44㎏ 48㎏
+36㎏ 44㎏ 48㎏ 53㎏
  +44㎏ +48㎏ 58㎏
      +58㎏
8階級 9階級 9階級 10階級

(幼年の部および1~2年生は、男女を区分けしない。)

幼年の部
年少・年中 年長
16㎏ 17㎏
18㎏ 19㎏
20㎏ 21㎏
+20㎏ 23㎏
  +23㎏
4階級 5階級

計量オーバーした選手は試合に出場できません。
計量には規定に沿ったシングレット・アンダーウェアを着用し、包帯・テーピングなどをすべて外し受けてください。
体重の下限は各階級のマイナス4kgを基準とし、階級に4kgを超えて差がある場合またはプラス級の場合は、一つ下の階級以上とし、その体重を下回った選手は出場できません。ただし最終的には大会審判長が判断します。
例)1年生18kg級に出場するためには、最低14kgなくてはなりません。

3.試合時間

幼年の部 年少・年中・年長 1分2ピリオド 30秒ハーフタイム フォールなし
小学生の部 1~2年生 1分30秒2ピリオド 30秒ハーフタイム フォールなし
3~6年生 2分2ピリオド 30秒ハーフタイム フォールあり

※水分補給はハーフタイムのみです。

4.反則

乱暴な技は全面的に反則であり、禁止されています。

  • 殴る、蹴る、頭突き
  • 髪を引っ張る
  • 噛みつく
  • 皮膚をつねる
  • 指をつかむ
  • 顔面に手を当てる
  • シングレットや足のつま先をつかむ
  • 突き飛ばす
  • 試合中のおしゃべり

5.禁止技

1頸椎・腰椎などに過度に負担がかかる技の全て

  • 関節技:背中に回した腕を90度以上曲げる行為など
  • 胴締め・さば折り
  • 首を絞める技
  • ダブルネルソン
  • スリークォーターネルソン
  • 股裂き
  • ブリッジをつぶす時に相手を持上げたり、頭方向へ押す行為
  • スタンド状態からのガブリ返し

関節技

首を絞める、股裂き

ダブルネルソン

2相手を持ち上げた状態からいきなり落す行為

  • バック投げ
  • 反り投げ
  • タックルなどで持ちあげた状態から落とす行為

バック投げ

6.勝負判定

1フォール

押さえ込みなどにより、相手選手の両肩がついた状態になって1秒が経過したら、レフリーがマットをたたき、さらに1秒間継続した場合に再度マットをたたき、フォールを宣言する(計2秒)。
(幼年の部および小学生1~2年生はフォールを取らない。5カウント後スタンドレスリングにする。)

2テクニカルフォール

1つの技が終結した時点で、両者のポイント差が10ポイント以上となった場合。

3判定

上記(1) (2)の成立なき場合は、ポイントを多く獲得した選手を判定勝ちとする。

4同点の場合

延長戦(最長1ピリオドまで)を行い、先取点を獲得した選手が勝者となる。もし、双方にポイントがない場合は、積極的に攻撃した選手をレフリー、ジャッジ、コントローラーの3名の攻勢判定により勝者を決定する。

7.失格

  • 重大な反則行為により審判員が失格を宣告した場合
  • 2分以上の試合開始の遅延または中断があり、審判員が失格を宣告した場合
  • 感染性のある皮膚病の罹患
  • その他大会主催者が試合をすることができないと判断した場合

8.ポイント

1点

  • 相手をマットに制し、背後に回り、コントロールした時。
  • 相手が両腕を伸ばした状態で体を支え、背中とマットの角度が90度未満になった時。
  • 1度目の注意の後、さらに場外逃避・消極的レスリング・反則行為などあった時。
  • 禁止技の宣告があった時。

2点

  • 相手を5秒未満、ニアフォール(肩がマットの方向へ90度未満にかえる)に押さえ込んだ時。
  • ローリングなどのグラウンド技で相手の肩がマットの方へ90度未満にかえった時(相手を5秒未満)。

3点

  • 相手を5秒以上ニアフォールに押さえ込んだ時。
  • ハイブリッジの状態で、レフリーが危険と判断し、試合を止めた時。
  • 相手を持ち上げた時、レフリーが危険と判断し、試合を止めた時。
  • 重大な反則行為・禁止技の宣告があった時。

フォール状態

1点

2点 または 3点

9.技の停滞

ニアフォールに押さえ込んでいても、技が停滞し、フォールに結びつかない場合、スタンドレスリングにする。

10.危険回避

全ての技術展開に於いてレフリーが危険と判断した場合、直ちに試合を停止することができる。

11.連続技

グラウンドレスリングでの回転技などの展開は連続2度までとし、そのあとスタンドレスリングにする。

12.場外定義

1場外に出た場合の処置

スタンドレスリングから場外に出た場合は、中央においてスタンドレスリングから再開される。
ただし、場内からの技術展開によるポイントは有効とする。

2スタンドの場合

どちらか一方の選手の1足全てが場外に出た場合。

3グラウンドの場合

防御側の選手の頭が場外に出た場合。(手や足の一部を場外に伸ばしても場外としない。)

13.競技者の服装

  • 規定にあったシングレット(別紙参照)
  • レスリングシューズ
  • ハンカチ(白)
  • シューズの紐が緩まないようにしっかりとテーピングで固定する。
    ※マジックテープのついたシューズも同様とする
  • ヘッドギア着用することができる(相手を傷つける恐れのないもの)。
  • 膝あて着用することができる(相手を傷つける恐れのないもので、シングレットと重なっていないこと)。

14.躾事項(マナー)

  1. 出場選手に減量をさせない
  2. マットに上がる時はハンカチを掲示する。
  3. 試合開始時・終了時に対戦選手およびレフリーと握手を行う。
    また、試合終了後、相手選手のセコンドと握手を行う。
  4. マットを降りる時は一礼する。
  5. 選手・監督・コーチはスポーツマンシップに基づいた行動をすること。

15.審判

  1. 審判員は、レフリーとジャッジおよびコントローラーの3名で行う。
  2. 審判への抗議は、一切認めない。
    尚、レフリーとジャッジの判定が異なる場合はコントローラーが最終判定を下す。
  3. 審判員は状況に応じてイエローカード・レッドカードを掲示することができる。

イエローカード

  • 対象者の氏名・所属を確認し大会審判長へ報告
  • 2度目のイエローカードはレッドカード相当とし会場外へ退場とする

レッドカード

  • 対象者の氏名・所属を確認し大会審判長ならびにブロック審判長へ報告
  • 会場外へ退場とする

●スコアシート【PDF】

●スコアシート(記入見本)【PDF】

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