その他情報
平成26年7月25日の理事会において、「新規作成のユニフォーム、シングレットの配色とデザイン規程」について審議され、承認されました。また、12月21日の第2回審判委員会におきまして再確認されましたので、ご案内します。
今後、新調される場合は、本規程に基づき作成してください。
本規程は、2017年度からの施行となりますが、2項目が審議中です。3月の理事会において決定しますので、改訂版をご案内いたします。
※理事会において決定する項目は、
①シングレットは、所属クラブチーム7文字以内の略称名を前後に表記する。
②シングレットは、選手個人名の標記及び場所は各自の自由とする。
新規作成のユニフォーム、シングレットの配色とデザイン規程
昨今のシングレットデザインは年々カラフルになっていると同時に、一定の基準を超えたサイズの企業ロゴやスポンサー名がプリントされたものが横行している。
これはレスリング競技を通じて少年少女の健全な育成を目標とするNPO法人全国少年少女レスリング連盟(以下当連盟)の理念に反するとともに、国際オリンピック委員会(以下IOC)の基準や世界レスリング連盟(以下UWW)に準じたユニフォーム、シングレットからも違反となる。そこで以下をユニフォーム、シングレット作成の規程とする。(2014年7月25日付け理事会承認事項)
1.赤色と青色の識別をはっきりとさせることで、ミスジャッジを未然に防止する。
赤・青の見極めをしっかりとできるように当連盟並びにUWWに準じた配色を施したシングレットのみを認める。
2.企業名がプリントされることにより、試合会場から広告掲載料金の請求が発生する可能性。
クラブチーム名以外のスポンサーなどの企業ロゴがユニフォーム、シングレットにプリントされることにより、会場によっては広告とみなされ、広告掲載料金の請求が発生することがある。したがって企業ロゴなどをユニフォーム、シングレットにプリントすることを禁じる。
また、製造及び販売メーカー(以下メーカー)商標もIOCの基準に合わせた大きさとする。これは少年少女の活動にふさわしい爽やかなユニフォーム、シングレットを着用した活動させることを目的とする。
3.ルールとマナーの徹底
日本レスリング界の未来を担う少年少女レスラーに、小児期から世界基準を意識させることで、勝敗だけではなく、ルールやマナーを遵守させることを目的とする。
4.導入期間
本規程の導入に3年間の猶予を与え、2017年度以降の全国大会より、基準に満たないユニフォーム、シングレットを着用しての出場は認めない。
新規に作成するユニフォーム、シングレットは、以下を遵守する。
■ シングレットの配色
①反対色を使用しない:赤のシングレットに青色、青のシングレットに赤色のラインやマーク等を使用しない。
【反対色について】
赤のシングレットに使用されない色 / 青色、緑色、柴色等、青色の同系色
青のシングレットに使用されない色 / 赤色、ピンク、オレンジ等、赤色の同系色
赤・青のどちらにも使用できる色 / 白色、黒色、黄色、金色、銀色
■ ユニフォーム、シングレットのデザインは以下を遵守すること
①シングレットは、所属クラブチーム7文字以内の略称名を前後に表記する。
②シングレットは、選手個人名の標記及び場所は各自の自由とする。
③ ユニフォーム、シングレットに企業ロゴやスポンサーの名称を表記しない。
④ メーカーの商標サイズは、縦 × 横 のサイズが20平方センチメートル以下とする。
※メーカーの商標が不規則な形をしている場合は、商標を囲むように長方形または正方形を描いた上で、その縦と横の長さを掛け合わせた面積を算出する。
⑤ メーカーの商標は、1アイテムにつき1つのみ表示することが認められる。
※本規程を明文化することにより、計量時における審判員のボディチェックの時間短縮と軽減化がはかれるとともに、問い合わせについても説明が安易となる。
NPO法人全国少年少女レスリング連盟 審判委員会
平成26年12月23日、「天皇杯」全日本レスリング選手権大会の最終日、日本レスリング協会はジュニアクラブチームと、幼年時代からこれまで活躍してきた6年生を最優秀選手として選出し表彰しました。
【表彰選手】
男子:濱本心聞 (大阪・エンジョイレスリングクラブ)
女子:伊藤 海 (京都・網野町少年レスリング教室)
【表彰クラブ】
焼津ジュニアレスリングスクール (静岡県)
高槻市レスリング連盟 (大阪府)
大阪竹中レスリング道場 (大阪府)
斑鳩レスリングクラブ (奈良県)
東広島ジュニアレスリングスポーツ少年団 (広島県)
国際レスリング連盟から送られてくる機関誌です。(FILA NEWS No.2/2014)
今回のニュースは1950年から2013年までの世界選手権大会でのメダルの獲得数です。
福田富昭日本協会会長の名前も刻まれています。(1965年イギリス、マンチェスター開催)
全国大会に出場した皆さんの先輩の名前も刻まれています。
来週から、ウズベキスタン共和国のタシケントで世界選手権大会が開催されます。メダルの獲得数が伸びるよう応援したいと思います。
第1位 旧ソ連 416個 (金254個、銀93個、銅69個) 1953年~1991年
第2位 ブルガリア 244個 (金61個、銀89個、銅94個) 1597年~2013年
第3位 日本 220個 (金95個、銀60個、銅65個) 1954年~2013年
第4位 アメリカ 213個 (金52個、銀83個、銅78個) 1962年~2013年
第5位 ロシア 200個 (金79個、銀51個、銅70個) 1992年~2013年