【2015九州ブロック審判講習会】

平成27年5月2日~3日、熊本県・玉名市(横島体育館)において、九州少年少女レスリング連盟主催により、公認審判員‟カテゴリーⅢ”の講習会を実施した。

女性4名を含む20名が受講、現在全国連盟が力を入れている女性審判員の育成の一助になる審判講習会となった。

受講者の多くは自分の子どもが競技者として活動する保護者で、今までマットの周りから応援するだけしかできない、レスリング未経験者がほとんどであった。

今回、マットの真ん中で笛を吹く、技に対する適正なポイントの判定、子ども達が怪我をしない様に配慮する動き、そして試合をスムーズに進行するためのマット全体の把握など、初めてのレフリング経験となった。

いざマットに立つと緊張で体と頭が働かない、そんなシーンが多く見られた。しかし、2日間の実技講習により、繰り返しマットに上がりレフリングする事で、徐々に体の動きもスムーズになり、笛もしっかり吹けるようになっていった。

九州ブロックでの審判講習会は、2012年以来3年ぶりであった。今年度よりブロック主体で審判講習会を実施する事になり、将来は全国少年少女大会や全国選抜大会へ多くの審判員が選出されるよう、審判員の養成と技術力向上を目指して審判員を増やしていきたい。

[大野特派員]

 

※平成27年度から、審判員ライセンスにカテゴリーⅢ、カテゴリーⅡ、カテゴリーⅠの三つのカテゴリーを設け、‟カテゴリーⅠ”の講習会以外はブロックで開催し認定することになった。

【29年間に感謝を込めて!! 吉田栄勝追悼大会】

ゴールデンウィーク真っ盛りの5月4日、三重県津市の一志体育館にて、故吉田栄勝さんを偲び、追悼大会が行われました。

5月3日から6日まで、合宿を兼ねたこの大会には、全国から25のクラブチーム、250人の小学生と中学生が参加して行われ、開会式では参加者全員で黙祷が捧げられました。また、公益財団法人日本レスリング協会副会長の谷岡郁子大会名誉会長が故人とのエピソードを語りました。

大会は3面で行われ、どのマットも熱戦が繰り広げられたのと同時に、女性審判員の活躍も見られました。大会運営も保護者の皆さんの協力により、スムーズに終了しました。

大会運営責任者吉田栄利実行委員長
「全国から父のために、たくさんの選手が参加していただいたことに感謝します。また、怪我もなく無事に大会を終了出来た事で父も喜んでくれていると思います。ありがとうございました。」

吉田沙保里大会実行委員
「一志ジュニアレスリング教室を創設して29年間、父を支え励ましていただいた皆様に感謝するとともに、大会にご参加いただいた皆様を拝見すると、改めて父の偉大さを痛感しました。父のためにも、そして大会に参加した子供たちのためにもリオで金メダルを取るために頑張ります。

[桑田特派員]

【訃報】 2015.04.30

全国少年少女レスリング連盟の会長として、少年少女レスリングの普及、発展のために永年にわたりご尽力を賜りました、岩名秀樹前会長が、4月30日13時18分、享年75歳にて永眠されました。

通夜及び告別式は下記により執り行われますので、前会長のご冥福をお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます。

[通  夜]

平成27年5月1日 午後7時から8時

[告別式]

平成27年5月2日 午前10時から12時

[式  場]

四日市光倫会舘

三重県四日市市大字松本字北大谷2015

電話 : 059-351-1151

地図 : http://www.efujiya.co.jp/kaikan/kaikan01.html

[喪  主]   岩名礼介  様

[その他]

葬儀ご用達 :  ㈱ふじや本店